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【2024年最新】外壁塗装の相場は?20坪~60坪での見積り金額や塗料ごとの費用を紹介
更新日 : 2024年09月27日
更新日 : 2024年09月27日
外壁塗装の相場はお住いの大きさや使用する塗料によって異なり、20坪から60坪までの住宅における費用目安は約40万円〜190万円となります。
ですが、この相場情報だけですと実際の条件に当てはめた場合の外壁塗装に必要な費用は曖昧なままとなり、工事の計画が立てにくいですよね。
そこでこのページでは、外壁塗装に掛かる費用相場の内訳や、概算金額の算出方法などをわかりやすくご紹介しています!
「我が家の外壁塗装はいくらくらいかかるのか?」
「塗装業者からもらったこの見積り金額は信用できる?」
「お得に外壁塗装を行う方法はあるの?」
など、気になる費用・相場への疑問や塗料ごとで異なる金額について徹底解説しておりますので、外壁塗装をご検討中という方はぜひご参考にしてみてください。
外壁塗装の費用は、使用する塗料や塗装面積によって大きく左右されるものですが、一般的な相場や費用の目安を知ることである程度の予算計画が立てられます。
例えば、現在の外壁塗装において耐久性やコストパフォーマンスの良さから最も選ばれているシリコン塗料でお住まいの外壁塗装を行った場合、街の外壁塗装やさんでの参考費用は以下となっております。
ただ、これだけではご自宅に当てはめた場合にどれくらいの費用が掛かるのかは不透明ですので、工事を検討するためにも自分の状況により適した相場を知りたいと思うことは当然と言えます。
そこで、続いては20坪から60坪までの費用相場をそれぞれ確認してみましょう
20坪〜60坪のそれぞれの相場は?
各坪数や塗装面積ごとの外壁塗装の相場は下記となります。
坪数(延べ坪数) | 塗装面積 | 外壁塗装 相場 |
---|---|---|
20坪 | 約80㎡ | 約40~60万円 |
30坪 | 約120㎡ | 約60~90万円 |
40坪 | 約160㎡ | 約80~110万円 |
50坪 | 約200㎡ | 約100~150万円 |
60坪 | 約240㎡ | 約130~190万円 |
※あくまで目安の相場であり、実際の塗装面積や使用する塗料、業者の施工価格などによって金額は変動します。
外壁塗装の費用の内訳
上記でご紹介した相場には金額に大きな幅が存在していますね。
これは、それぞれの外壁塗装で異なってくる条件や塗料の違いによって見積り金額が上下するためです。
そこで試しに、塗装工事のための金額がどのようにして決まっているのか、20坪と30坪での一般的な外壁塗装の内訳を例にして確認してみましょう。
20坪のお住まい
外壁塗装工事各種項目 | 単価相場の計算(面積×単価) | 合計 |
---|---|---|
足場 | 150㎡×¥700 | ¥105,000 |
メッシュシート | 150㎡×¥150 | ¥22,500 |
養生 | 80㎡×¥300 | ¥24,000 |
高圧洗浄 | 120㎡×¥150 | ¥18,000 |
3回塗り | 80㎡×¥3,400 | ¥272,000 |
合計441,500円
30坪のお住まい
外壁塗装工事各種項目 | 単価相場の計算(面積×単価) | 合計 |
---|---|---|
足場 | 200㎡×¥700 | ¥140,000 |
メッシュシート | 200㎡×¥150 | ¥30,000 |
養生 | 120㎡×¥300 | ¥36,000 |
高圧洗浄 | 170㎡×¥150 | ¥25,500 |
3回塗り | 120㎡×¥3,400 | ¥408,000 |
合計639,500円
※足場仮設=外壁全体+30㎡
上記金額はあくまで塗装のみに絞った計算であり、例えば窯業系サイディングでは同時に行うシーリング打ち替え工事の費用や、クラック補修のための金額も加わってくることは留意しておいてください。
外壁塗装の相場は塗装面積で決まる
外壁塗装の費用は『塗装面積×塗装単価』で算出されます。
塗装単価は塗料の耐久性によって変動しますが、塗装面積は家の増築・減築をしない限りは変わりませんので、把握しておくと今後の補修やリフォームでも役立ちますよ。
塗装面積を知るにはいくつか方法がありますのでご紹介します。
1.延べ床面積×1.2 または 延坪×3.3×1.2
建築図面を参考に塗装面積を算出する簡単な方法です。
図面には建坪等建物の大きさを表す数値が記載されているかと思いますが、確認すべきは延べ床面積です。
階数ごとの延べ床面積を足した数字に1.2の係数をかけることで塗装面積を出すことができます。
延べ床面積が坪数でしかわからない場合は、その数字に3.3(1坪の面積)をかければ計算ができます。
ただしこれはあくまで目安、実際に図面から算出する塗装面積とは多少の差異が出る可能性があります。
2.住宅外周の長さ×高さ×0.8
続いては図面もしくはお住まいを実際に測って計算する方法です。
外壁塗装を行うのは外壁全体から窓などの塗装しない部分を抜いた面積です。
窓は外壁全体の15%〜20%程と言われていますので、お住まいの外周の長さ×高さ×0.8で塗装面積を算出できます(※窓面積の割合を外壁の20%とした場合)。
こちらは比較的実際の塗装面積と近い結果になる事が多いのですが、妻壁上部の三角部分は別途計算する手間があったり、窓の数・サイズで多少前後しますのでご注意ください。
3.立面図から算出
最後は立面図での計算です。
1/100に縮尺されている場合は簡単ですが、1/50になると専用のスケールや縮尺変更の手間が発生します。
私たち街の外壁塗装やさんにご相談いただければ図面をお預かりして算出を行ったり、外壁塗装を行った場合の金額も提示させていただきますので、お気軽にご相談ください。
外壁塗装工事の内訳としてご紹介した各種項目では、塗装を表す「3回塗り」以外も費用が発生していましたね。
外壁塗装を行う場合には、以下の要素も費用が発生するポイントとなります。
- ☑ 足場の仮設・撤去
- ☑ 高圧洗浄
- ☑ 付帯部への塗装
足場の仮設・撤去
お住まいの外壁を塗装するには、職人が安全かつ効率的に作業を行うための足場仮設が必須項目となります。
足場仮設の単価は¥700~800/㎡で、どの塗装業者もあまり変わらないでしょう。
施工の難易度や解体までの日数によって単価が変わる可能性もありますが、極端に高くなることもありません。
足場仮設 | ¥700~800/㎡ |
また近隣に塗料や水が飛散しないために取り付けるメッシュシートも、塗装工事全体の金額から考えると決して高くはありません。
養生用メッシュシートは150円/㎡が相場となっています。
総じて、外壁塗装に必要な足場代はおよそ15万~25万が相場となります。
養生用メッシュシート | ¥150/㎡ |
屋根塗装も同時に行うと足場代負担を減らせます
足場代は塗装工事の費用の中でも大きな割合を占める部分となっています。
そこでオススメしたいのが、外壁塗装と同時に屋根塗装を行うことです。
どちらも足場の仮設は必須項目となりますので、セットで塗装を行えば足場代の負担は一度で済みます。
屋根と外壁の塗装を別々に行うことで発生していたはずの足場代を1回分(約15万~25万)節約することが可能になりますので、ぜひご予算と相談してご検討いただければと思います。
高圧洗浄
続いての必須項目は高圧洗浄です。
高圧洗浄は、塗装を行う前に外壁表面に付着した汚れやカビ、苔を除去するための工程です。
洗浄を行わないと塗料が外壁にしっかりと密着せず、早期に剥がれたり劣化したりする原因となってしまいます。
高圧洗浄の単価は150円〜250円/㎡となります。
高圧洗浄 | ¥150~250/㎡ |
苔や藻の繁殖が著しくバイオ洗浄を行う場合は追加費用が発生しますが、施工前に必ず説明がありますので確認しておきましょう。
付帯部への塗装
ここまで外壁塗装に欠かせないポイントをご紹介しましたが、続いてはお住まいによって異なる付帯部です。
付帯部とは
☑軒天 ☑破風板・鼻隠し ☑雨樋 ☑シャッターボックス
☑雨戸・戸袋 ☑幕板 ☑霧除け・庇…etc
が挙げられます。
特に『軒天、破風板・鼻隠し、雨樋』はほとんどのお住まいに共通している付帯部のため、各社塗装プラン等でセットになっていることが多いです。
ただし、ページ前半でご案内した外壁塗装の相場に付帯部は含まれていません。
それはお住まいによって存在する付帯部の長さ・素材が統一されていないからです。
また、付帯部には塗装出来ない素材、補修が必要な箇所も含まれてくるため、詳細な金額を知るには無料のお見積もり作成サービスの利用がオススメです。
ちなみに私たち街の外壁塗装やさんの外壁塗装プラン(総二階・〜25坪)には足場仮設・高圧洗浄はもちろん、雨樋・軒天・破風板・鼻隠しの付帯部塗装も含まれている為大変お得です。気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
塗装面積がわかれば、あとは塗装単価の相場と組み合わせることでおおよその塗装費用が計算できます。
塗料はウレタンやシリコン、フッ素、無機等様々なグレードがあり、耐久性が高ければ高い程、また低汚染等付加価値があるほど費用も高くなります。
外壁塗装で使用される塗料の相場と耐用年数
塗料の種類 | 耐用年数 | ㎡単価 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 5年~8年程度 | 1,000~1,500円/㎡ |
ウレタン塗料 | 7年~10年程度 | 1,800~2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 10年~13年程度 | 2,500~3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 15年~20年程度 | 3,500~5,000円/㎡ |
無機塗料 | 20年~25年程度 | 4,000~5,000円/㎡ |
外壁塗装で最も使用されているのはシリコン塗料
現在、外壁塗装で最も主流となっている塗料は「シリコン塗料」です。
シリコン塗料は耐久性とコストパフォーマンスのバランスが優れており、多くの住宅で採用されています。
そのため、外壁塗装の概算目安を算出する際にもシリコン塗料の「2,500〜3,500円/㎡」という単価を用いることが多いです。
シリコン塗料 | ¥2,500~3,500円/㎡ |
塗料メーカーが塗料の目安金額を提示している場合もあります
実は塗料メーカーによって材工価格をインターネット上で公表していることはご存じでしょうか?
例えば私たち街の外壁塗装やさんが多く施工させていただいている日本ペイントのラジカル制御型塗料「パーフェクトトップ」は、なみがた仕上げ・下塗りがパーフェクトフィラーの場合で¥4,930/㎡と紹介されています。
参考:日本ペイント パーフェクトトップ(価格)
日本ペイント ラジカル制御型塗料パーフェクトトップ ※なみがた仕上げ・下塗りがパーフェクトフィラー、300㎡以上の施工の場合 |
¥4,930/㎡ |
仕上げや下塗り塗料の限定、300㎡以上の施工という条件下で算出されていますが、一定の目安にはなります。
日本ペイント ラジカル制御型塗料パーフェクトセラミックトップG ※なみがた仕上げ・下塗りがパーフェクトフィラー、300㎡以上の施工の場合 |
¥6,130/㎡ |
1㎡であれば約1,000円程度の差ですが、塗装面積が100㎡であれば100,000円は変わるのです。
外壁塗装の相場はスタンダードな塗料を基本に考えますが、もっと高耐久な塗料を、もっと性能に優れた塗料をと検討されている方は、相場よりも高くなると考えておきましょう。
また実際の費用とは差が生じますので、詳しい費用を知りたいという方はお気軽にご相談ください。
火災保険を活用して塗装を同時に行う
火災保険は自然災害による被害に対して適用が可能です。
例えば外壁が強風による飛来物や雹で損傷した場合、その修理に必要な金額を火災保険による補償でカバーすることができます。
その時に組む足場代などを火災保険で補うことができる場合、塗装メンテナンス自体は自己負担となりますが、同時に外壁塗装工事も行ってしまうことで本来必要となっているコストを一部軽減することが可能です。
外壁の損傷に限らず、屋根の被害に対して火災保険がおりた場合にも足場は仮設することがほとんどですので、それを活用して外壁塗装を行えば足場代を浮かして安く済ますことができますね。
自治体によっては助成金が活用できる
自治体によっては外壁塗装に対して助成金や補助金を提供している場合があります。
特に遮熱塗料や断熱塗料を使用した省エネに繋がるような塗装工事は助成金の対象となることが多く、条件を満たせば費用の一部を補助してもらえる可能性があります。
自治体によって実施状況や申請条件などは変わりますので、もし検討される場合には事前に内容をチェックしておきましょう。
外壁塗装の費用を支払う場合、主に以下3つの方法から選択することになります。
- ☑ 現金払い
- ☑ クレジットカード払い
- ☑ リフォームローンの活用
一昔前はリフォームの支払いは現金払いが多かったかと思いますが、現在はクレジットカード払いやリフォームローンの利用も可能となりました。
特に外壁塗装は100万円以上かかることも多いため、生活を圧迫させないためにも分割での支払いを希望されている方も多いかと思います。
その際はローンやクレジットでの分割払いに対応している業者に工事を依頼するようにしましょう。
① お見積書は詳細に記載されている?
お見積書は各塗装工事業者によって異なります。
記載方法も全く違うという事があると思いますが、問題はしっかり施工内容が明記されているのか、適正な価格であるのか?という点です。
口頭で伝えたが実際は追加費用になってしまった、1式工事に含まれているものと勘違いした等、見る人によって解釈は大きく異なります。
そのため1式工事ではなく出来る限り詳細に記載されていたり、質問にしっかり返答してくれる塗装工事業者に工事を依頼しましょう。
また、提示された金額が適正な価格なのかどうかを確かめるためにも、3社程度から相見積もりを取って費用や担当者の対応を比較してみることがオススメです。
② 施工保証を確認しておく
外壁塗装に限らず屋根塗装でも、現場での施工不良が考えられるので塗料にはメーカー保証というものがありません。
しかし、仕上がりにはやはり耐用年数にあわせて確かな保証が欲しいですよね?
そこで私たち街の外壁塗装やさんでは、お住まいの状態、使用する塗料に合わせて施工保証をつけさせていただいております。
皆さんが気になっている外壁塗装の費用相場と簡単な計算方法についてご紹介させていただきました。
しかし実際塗装をしようと思った際にかかる費用はお住まいによって異なります。
これは同時期に横並びに建てられた建売住宅であったとしても、日当たり・通風性・使用方法がそれぞれ異なるからです。
また、お住まいのお客様の希望も異なります。
「今後20年は外壁塗装をしないで済むように」という方もいれば、「イメージチェンジをしたい」という目的の方もいらっしゃいます。
そのため、何度似たようなお住まいを塗装しても全く同じ費用にはならないのです。
何度かご紹介してきましたが、外壁塗装は他の工事とセットで行うことにより、トータルコストを軽減することが可能なメンテナンスです。
私たち街の外壁塗装やさんであれば屋根塗装やその他のリフォームにも幅広く対応することができ、どれも豊富な実績がありますので、外壁塗装だけをお考えの方も、お住いの総合的なメンテナンスを実施したい!という方のご相談にもしっかりと寄り添いながら、良い工事を行わせていただきたいと思っています。
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外壁塗装の相場は塗装面積を知ることでおおよそ決まります。塗装面積は図面から知ることもできますが、実測とは多少前後しますのであらかじめご了承ください。
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外壁塗装は「塗装面積×塗料単価」で求められますが、塗料メーカーによっては塗料の材工価格を記載していることもあります。あくまで目安ですが相場を知るには有効です。
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20坪から60坪の住宅における外壁塗装の相場は、おおよそ40万円から190万円ほどの範囲となりますが、実際の費用は塗料の種類や施工内容により変動します。
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屋根塗装を外壁塗装と同時に行うことで足場代を節約することができ、トータルコストを抑えることが可能です。
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火災保険や自治体の助成金を活用することで、外壁塗装費用をさらに抑えることができます。
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外壁塗装の費用や工事内容はお住まいによって異なるため、信頼できる業者に相談し、詳細な見積もりを取ることが重要です。
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