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ジョリパットを外壁塗装でいつまでも綺麗に保つコツ・人気パターンを徹底解説!
更新日 : 2026年06月29日
更新日 : 2026年06月29日
外壁にさまざまな模様やパターンを描ける外壁材がアイカ工業のジョリパットです。
直線や扇形などを現場でパターン付けしていく塗り壁材で、似たものはあっても全く同じものはないので世界に1つだけの外壁になります。
その素朴な風合いやおしゃれな外観から、とても人気が高い外壁材の一つです。
期待耐用年数が長いことも特徴で、しっかりと外壁塗装などのメンテナンスをしていれば、50~60年程度の寿命があると言われています。
ここではジョリパットを長持ちさせるための外壁塗装などのメンテナンスと、その際の注意点に加え、代表的なパターンの特徴や住宅テイスト別のおすすめデザイン、汚れにくいパターンの選び方についてもご紹介します。
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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ジョリパットってどんな外壁材?
ジョリパットはフランス生まれの塗り壁材の一つです。
漆喰のように粘性があり、仕上げ材としてモルタルに塗り重ねることで外壁を形成していきます。
サイディングなどの既製品を取り付ける工法は「乾式工法」と呼ばれますが、ジョリパットは現場で水などを使って資材を練ったりしますから、「湿式工法」と呼ばれます。
豊富なパターンで理想の外観を実現できる
ジョリパットの大きな魅力は、100種類以上ともいわれる豊富なパターンと180色以上のカラー展開です。
同じ色を選んだ場合でも、パターンが変わるだけで住宅の印象は大きく変化します。
ナチュラルな雰囲気からモダンなデザイン、高級感のある重厚な外観まで幅広く対応できるため、ご自身のこだわりを反映しやすい仕上げ材といえるでしょう。
※アイカ工業HPジョリパットカタログ画像より一部抜粋
耐久性や防汚性にも優れている
デザイン性だけでなく、外壁材としての性能も充実しています。
ジョリパットには以下のような特徴があります。
☑ 防火性に優れている
☑ 防カビ・防藻性能を備えている
☑ 長期間にわたり美観を維持しやすい
住宅の外壁は常に紫外線や雨風にさらされるため、見た目だけでなく耐久性も重要です。ジョリパットはその両方を兼ね備えているため、デザイン性の高さも相まって人気の外壁材となっているのです。
ジョリパットの主なデザインパターン
ジョリパットの魅力は、何といっても豊富なパターンにあります。
使用する道具や施工方法によってさまざまな質感を表現できるため、住宅デザインに合わせて最適な仕上がりを選ぶことが可能です。
こちらでは、特に代表的かつ人気の高いパターンをご紹介していきたいと思います。
スプレー(吹き付け)系パターン
スプレー系は専用の吹付機を使用して施工する仕上げ方法です。
比較的施工効率が高く、コストを抑えやすいことから幅広い住宅で採用されています。
代表的なパターンとしては、細かな粒状の質感が特徴の「リシン」、重厚感のある仕上がりになる「スタッコ」、立体感を強調できる「ロック」などがあります。
シンプルな外観にも合わせやすく、モダン住宅から洋風住宅まで幅広く対応できるのが特徴です。
コテ仕上げ系パターン
コテ仕上げは、職人がコテを使って模様を描く施工方法です。
ジョリパットならではの手仕事の魅力を最も感じやすい仕上げといえるでしょう。
例えば、表面を削り取ったような風合いが特徴の「スクラッチ」、大胆なコテ跡を残す「ラフ」、横方向のラインを美しく表現する「ボーダー」などがあります。
職人の技術によって一つひとつ表情が異なるため、オリジナリティを重視する方に人気の高いパターンです。
ローラー仕上げ系パターン
ローラー仕上げは、模様付きの専用ローラーを使用して施工する方法です。
一定のパターンを安定して再現できるため、デザインのばらつきが少なく、仕上がりをイメージしやすい特徴があります。
豊富な表情を持つ「あやめ」や、木目調の質感を表現できる「ウッディーバーク」などが代表例です。
規則的な模様が美しく、ナチュラルな外観との相性も良好です。
特殊パターン・内装向けパターン
ジョリパットには外壁だけでなく、個性的なデザインを実現する特殊パターンも用意されています。
アンティーク調の風合いを再現できる「ニューエイジングアート」、砂壁の素材感を強調した「マテリアル」などは、デザイン性を重視する住宅や店舗で人気があります。
さらに内装向けシリーズも充実しており、なめらかな質感が特徴の「シルキーパレット」、土壁風の温もりを表現できる「爽土」なども選択可能です。
外壁だけでなく室内空間にも統一感を持たせられるため、住まい全体のデザインにこだわりたい方にも適した仕上げ材といえるでしょう。
※これまで人気の高かった内装向けの高意匠・透過性タイプ「ジョリパットゼロ」は、副資材の製造終了に伴い廃盤となることがメーカーサイトにて告知されています。
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失敗しないおすすめパターン選び
ジョリパットには数多くのパターンが用意されているため、好みだけで選ぶと完成後に「イメージと違った」と感じることがあります。
パターン選びで失敗しないためには、住宅全体のデザインテイストに合わせて選択することが大切です。
モダン住宅にはシンプルで上品なパターンがおすすめ
スタイリッシュなモダン住宅には、凹凸を抑えたすっきりとした仕上がりがよく合います。
例えば「リシン」や「小粒ロック」などは、主張しすぎない質感が特徴です。
外壁に適度な表情を与えながらも建物のシャープなラインを引き立ててくれるため、シンプルモダンや都市型住宅との相性が優れています。
また、ブラックやグレー系の外壁カラーと組み合わせることで、より洗練された印象を演出できます。
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洋風・欧風住宅には重厚感のあるデザインが映える
南欧風やプロヴァンス風などの洋風住宅には、手作業ならではの風合いを感じられるパターンがおすすめです。
「ゲラーデ」は横方向のラインが特徴で、上品さと温かみを兼ね備えた仕上がりになります。
また、「ビオラ」は曲線的な模様によって柔らかな印象を与え、ヨーロッパの伝統的な建築を思わせる雰囲気を演出できます。
こうしたパターンは光の当たり方によって陰影が生まれるため、外壁に高級感を与えてくれる効果が期待できます。
和風住宅には落ち着きのある自然な質感が最適
和風住宅や和モダン住宅では、自然素材との調和が重要になります。
そのため、土壁を思わせるような落ち着いた質感のパターンが適しています。
「校倉(あぜくら)」のような横ラインを強調する仕上げや、意匠ローラーによる柔らかな風合いは木材との相性が抜群です。
また、「ジュラク」は砂壁調の仕上がりとなるため、こちらも木材や瓦との相性も良好です。
和の趣を大切にしたい場合は、派手なデザインよりも素材感を活かしたパターンを選ぶと失敗しにくくなります。
ジョリパットの基本的なメンテナンスは定期的な洗浄と外壁塗装
外壁洗浄
ジョリパットへ通常時に行うお手入れとして、手洗いによる洗浄があります。
特に凹凸の大きいパターンを選んだ場合、表面にホコリや汚れが付着しやすくなります。
日当たりの悪い場所や湿気が多い環境では、苔やカビが発生するケースもあるため、定期的な清掃が必要になることがあります。
基本的には水洗いで柔らかいブラシを使い力を入れずにこすってあげましょう。
汚れ落ちが悪い時は中性洗剤を薄めたもので軽く擦り洗いをしてあげましょう。
洗剤を使用した場合は外壁に洗剤を残さないようによく洗い流してあげてください。
こんな状態になったらジョリパットの外壁塗装を検討しよう
ネットを見たり、業者のお話を聞くと、「ジョリパットは築5~8年程度で外壁塗装した方がいい」、「耐用年数が長いので築10~15年程度が塗り替え時期」などさまざまな情報が飛び交っています。
どちらが正解なのか迷ってしまいますよね。
そういった情報を鵜呑みにするのではなく、外壁塗装は実際の状態と立地や環境を見て、検討すべきです。
以下のような状態になったら、そろそろ塗り替え時期と判断しましょう。
色褪せてきた
窯業系サイディングなど他の外壁材と同様に、ジョリパットも色褪せが外壁塗装の1つの目安となります。
ただし、ジョリパットの中にはジョリパットインフィニティのように30年間経過してもほぼ色褪せしないものも存在します。
褪色はゆっくりと起こりますので、そういったケースでは劣化に気付きにくいのです。
築10年程度が経過したら、新築時の色を思い出しながら点検することをオススメします。
撥水性が落ちている
雨水が弾けなくなってきたら、塗膜の撥水性が落ちてきているので、明らかに外壁塗装のサインです。
雨上がりに観察したり、晴れている日に水をかけて確かめてみましょう。
水で濡らした跡がいつまでも残っているようなら、明らかに防水性能は落ちています。
通常の洗浄で汚れが落ちにくくなった
普段、定期的に行っている外壁洗浄で、汚れが落ちにくくなってきているということはないでしょうか。
落ちにくくなってきているということは、塗膜が弱って防汚性が弱まってきている可能性があります。
ジョリパットの中には光触媒で塗装されたものも存在します。
こちらは汚れにくさが長続きしますが、その性能が低下してくればやはり汚れが落ちにくくなってきます。
藻や苔、カビなどが発生・繁殖している
ジョリパットの防水性能が落ちている証拠です。
風通しが悪く、湿った環境だと、塗膜の劣化が進んでいなくても藻や苔が発生することがあります。
環境によるものか、劣化によるものかの判断はしづらいところですが、特定の場所だけでなく、他の部分にも広がってくるようなら間違いなく防水性が落ちています。
外壁塗装の時期に来ていると判断して良いでしょう。
クラックが発生している
雨水を吸収するとわずかですが、ジョリパットは膨張します。
その雨水が乾燥すると収縮して戻ります。
この膨張と収縮の繰り返しに耐えられなくなると、ジョリパットがひび割れてくるのです。
放置しますとクラックの数が増えてきますので、早めに外壁塗装によるメンテナンスを行いましょう。
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劣化を放置するとパターンごと剥落することも…
ジョリパットの魅力であるさまざまなパターンやテクスチャー、この部分には凹凸があるためにどうしても汚れや水が溜まりやすくなります。
あまりにも放置してしまうと、そのパターンの凹凸の部分だけ剥がれ落ちるということもあります。
修復することは可能ですが、高い技術が要求される作業のため、それだけ費用も嵩みます。
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ジョリパットの外壁塗装の施工方法と最適な塗料
前述のようなケースが発生したら外壁塗装を行わなければならないのですが、塗装業者ならどこに頼んでもいいというわけではありません。
ジョリパットの特性をよく理解した施工方法、塗料選びをしてくれる業者選びが必要です。
高圧の水流には弱いジョリパット
ジョリパットは高圧で洗浄するとパターンの凹凸が剥がれてしまったり、大きく吸水してしまうこともあります。
したがって、適切な水圧で丁寧に洗浄していく必要があります。
耐えられる水圧は劣化の状態によって変化しますので、どこまでなら大丈夫と具体的な数値を挙げることは不可能です。
こればかりは業者の経験がものを言います。
透湿性の低い微弾性塗料や弾性塗料は絶対にNG
ジョリパットは吸水性が高いため、透湿性の低い微弾性塗料や弾性塗料で外壁塗装することはNGとされています。
ジョリパットの内部に残った水が水蒸気となった時に塗膜に膨れができてしまうからです。
モルタル外壁と同様にクラックができやすいとなれば、その隙間に追従する弾性塗料を選びたくもなりますが、その中でも透湿性の低いものは絶対にNGです。
できるだけ、透湿性が高い塗料を選びましょう。
| 外壁材ジョリパットへの塗装に使用する塗料 | 相性 |
| 透湿性の低い微弾性塗料や弾性塗料 | × |
| 透湿性が高い塗料 | ◎ |
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メーカーから専用塗料が発売されている
ジョリパットには、そのメーカーであるアイカ工業から「ジョリパットフレッシュシリーズ」という専用塗料が発売されています。
ジョリパットの特徴である表面の質感と風合いを活かすために作られた塗料で、艶が抑えられているのが特徴です。
カラーも150色近くが用意されているので、お好きな色で塗り替えることが可能です。
メーカーの専用塗料以外でも外壁塗装はもちろん可能
艶がある塗料でジョリパットを外壁塗装してみたいという方もいるでしょう。
もちろん、メーカーの専用塗料でなくても、外壁塗装は可能です。
ただし、前述のように透湿性の低い微弾性塗料や弾性塗料はNGです。
できるだけ、透湿性の高い塗料を選びましょう。
汚れにくい・メンテナンス性が高いジョリパットのパターンはどれ?
凹凸が少ないパターンほど汚れが付きにくい
このページ内でも度々触れてきましたが、ジョリパットの汚れやすさはパターンの凹凸の大きさと深く関係しています。
凹凸が大きいほどホコリや雨水が溜まりやすくなり、苔やカビの発生リスクも高まります。
そのため、メンテナンス性を重視する場合は、比較的フラットな仕上がりとなる吹き付け系パターンがおすすめです。
細かな凹凸の仕上げは汚れが付着しにくく、日常的なお手入れも比較的容易です。
外壁をきれいな状態で長く維持したい場合は、パターンの見た目だけでなく凹凸の深さにも注目しましょう。
汚れを目立たせない色選びも重要
外壁の美観を維持するためには、パターンだけでなく色選びも欠かせません。
白色は雨だれや排気ガス汚れが目立ちやすく、黒色は砂埃や色あせが目立ちやすい傾向があります。
一方で、以下のような中間色は汚れが比較的目立ちにくいとされています。
☑ ベージュ
☑ アイボリー
☑ クリーム系カラー
これらの色は周囲の景観ともなじみやすく、長期間にわたって美観を保ちやすい特徴があります。
パターンと色をバランス良く組み合わせることで、メンテナンスの負担を軽減できるでしょう。
▼色選びの参考ページ
まとめ:ジョリパットの外壁塗装も街の外壁塗装やさんにお任せください
ジョリパットは、豊富なカラーバリエーションと多彩なパターンを組み合わせることで、住まいにオリジナリティあふれる外観を与える塗り壁材です。
シンプルモダンから洋風住宅、和風住宅まで幅広いデザインに対応できるため、多くの住宅で採用されています。
反面、長持ちさせるための塗装メンテナンスには、ジョリパットに適した塗料や施工方法の選択が重要になります。
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