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外壁のレンガ調サイディングとは?おしゃれな色選びのコツや失敗しないメンテナンス
更新日 : 2026年06月29日
更新日 : 2026年06月29日
レンガ調の外壁は、お住まいに温かみや高級感を与えられる人気の高いデザインです。
洋風住宅はもちろん、モダンな住宅にも取り入れやすく、外観のアクセントとしても活用できる幅の広さも持ち合わせています。
しかし、「普通の一色塗りと比べてメンテナンスは大変?」「将来的なコストはどのくらいかかるの?」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事ではレンガ調外壁のデザイン性を活かしつつ、専門業者である街の外壁塗装やさんだからこそ知っている長持ちさせるためのポイントや失敗しない色選び・メンテナンス方法を分かりやすく解説していきます。
レンガ調サイディングが選ばれ続けている理由
お住まいの印象を大きく左右する外壁デザインの中でも、長年にわたって高い人気を維持しているのがレンガ調サイディングです。
ヨーロッパの街並みを思わせるクラシカルな雰囲気や、人気のブルックリンスタイルにも調和するデザイン性が魅力で、温かみと重厚感を兼ね備えた外観を演出できることから日本でも多くの方に選ばれています。
なぜ本物のレンガではなく「レンガ調サイディング」が選ばれるのか
かつては本物のレンガを積み上げるレンガ積み住宅が憧れの存在でした。
しかし、施工に手間がかかるため建築費用が高額になりやすく、建物重量の増加による耐震面への配慮も必要であることが目立つようになります。
現在では建材技術の進歩により、本物のレンガに近い質感を再現できるレンガ調サイディング材が数多く登場しています。
そのため、従来のレンガ積み住宅と比較して費用を抑えながら、おしゃれで高級感のある外観を実現しやすくなりました。
デザインの幅広さと重厚感
レンガ調デザインの特徴は、やはりその圧倒的な意匠性にあります。
平らな壁面と違い、レンガ調には強い立体感があります。
この凹凸が太陽の光を受け、時間帯によって建物の表情を様々に変化させてくれるのが大きな魅力です。
また、デザインのバリエーションが非常に豊富なのも特徴です。
クラシカルで落ち着いた赤レンガ風から、モダンでスタイリッシュなグレーやベージュのレンガ調まで、好みに合わせて選ぶことができます。
目地で作り出せる奥行きもレンガ調の魅力
塗装の専門家から見ると、レンガ調外壁の魅力は奥行きにあるとも考えています。
単色で塗りつぶしてしまうような外壁とは異なり、レンガ調には目地(レンガ同士の継ぎ目)が存在します。
この目地とレンガ本体の色を塗り分ける技術や、クリヤー塗装で素材感を保護する技術は、職人の腕の見せ所です。
▼クリヤー塗装を含む、レンガ調の塗り替え方法を知りたい方へ
レンガ調外壁の種類とそれぞれの特徴
レンガ調サイディング
レンガ調外壁の中でも、現在の戸建て住宅で最も多く採用されているのがレンガ調サイディングです。
レンガの模様や凹凸を施したパネル状の外壁材を建物へ張り付ける工法で、窯業系サイディングや金属サイディングなどの種類があります。
最大の魅力は、コストパフォーマンスの高さです。
施工が比較的簡単なため工期を短縮しやすく、初期費用も抑えられます。
また、色やデザインのバリエーションが豊富で、住宅のテイストに合わせて選びやすい点もメリットです。
一方で、近くで見ると本物のレンガやタイルと比較して質感に差を感じる場合があります。
また、パネル同士の継ぎ目を埋めるコーキング材は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、定期的な打ち替えや補修が必要になります。
レンガ調タイル
レンガ調タイルは、レンガを模したタイルを外壁へ貼り付ける仕上げ方法です。
タイル特有の立体感があり、本物のレンガに近い高級感を演出できます。
特に魅力的なのは、耐久性とメンテナンス性の高さです。
タイル自体は紫外線や雨風による劣化が少なく、塗装による保護を必要としないケースがほとんどです。
汚れも付きにくく、美しい外観を長期間維持しやすい特徴があります。
その反面、材料費や施工費はサイディングより高額になる傾向があります。
また、施工工程が増えるため工期も比較的長くなる点には注意が必要です。
スライスレンガ
スライスレンガは、本物のレンガを薄くカットして外壁材として使用する工法です。
見た目だけではなく素材そのものがレンガであるため、非常にリアルな質感を楽しめます。
表面の凹凸や色合いには一つひとつ個体差があり、時間の経過とともに風合いが深まる点も大きな魅力です。
人工的な模様では再現できない、自然な表情を求める方に適しています。
ただし、今回ご紹介する工法の中では最も費用が高くなりやすく、施工には専門的な知識や技術が求められます。
また、本物のレンガを使用するため重量があり、建物への負荷や耐震性を考慮した設計が必要になる場合もあります。
レンガ調の外壁を選ぶ際はデザインだけでなく、将来的なメンテナンス費用や耐久性まで含めて比較検討することが大切です。
| 比較項目 | レンガ調サイディング | レンガ調タイル | スライスレンガ |
| 最大の魅力 | コスパの高さ 豊富なデザイン |
優れた耐久性と 高級感 |
本物の圧倒的な質感 経年変化を楽しめる |
| 費用 | 抑えやすい | 高め | 最も高額に なりやすい |
| 施工期間 | 短い | 比較的長い | 長い (専門知識・技術必須) |
| メンテナンス | 定期的な補修が必要 | ほぼ不要 (タイル周辺は要点検) |
ほぼ不要 (レンガ周辺は要点検) |
色で変わる!レンガ調の外壁が与える印象
レンガ調の外壁というのは、素材の質感だけでなく色選びによって住まいの印象が大きく変わります。
理想の外観を実現するためには、それぞれのカラーが持つ特徴を理解しておくことが大切です。
【ブラウン・レッド系】温かみと重厚感を演出
レンガ調サイディングの定番ともいえるのがブラウンやレッド系ですね。
伝統的なレンガのイメージに最も近く、クラシカルで落ち着いた雰囲気を演出できます。
歴史ある洋風建築を思わせる重厚感があり、住宅に高級感を与えながらも親しみやすい印象を作り出せるのが魅力です。
また、植栽や庭木との相性も良く、自然に溶け込む外観に仕上がります。
「レンガ調らしい住まいにしたい」「長く飽きのこないデザインを選びたい」という方におすすめのカラーです。
【ホワイト系】明るく上品な印象に
ホワイトやベージュ系のレンガ調サイディングは、清潔感と洗練された印象を与えます。
明るい色は光を反射しやすいため、建物を実際よりも広く見せる効果が期待できます。
そのため、圧迫感を抑えながら開放的な住まいを演出したい場合にも適しています。
また、ブラックのサッシや木目調の玄関ドアを組み合わせることで、北欧風やナチュラルモダンなデザインにも仕上げやすくなります。
【ブラック・ダーク系】モダンで高級感のある外観
ブラックやダークグレーのレンガ調サイディングは、スタイリッシュで都会的な印象を与えます。
落ち着いた色合いによって建物全体が引き締まり、重厚感や高級感を強調できる点が特徴です。
近年人気のモダン住宅とも相性が良く、洗練されたデザインを実現できます。
ただし、全面を濃色で統一すると重たい印象になる場合があります。
そのため、木目調の外壁材や玄関ドアを組み合わせることで、温かみをプラスしながらバランスの良い外観に仕上げることができます。
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失敗しないレンガ調サイディングのポイント
レンガ調サイディングはデザイン性が高い反面、選び方によっては完成後に「思っていた雰囲気と違った」と感じてしまうこともあります。
後悔を防ぐために、事前に押さえておきたいポイントをご紹介します。
色数を増やしすぎない
外壁をおしゃれに見せるためには、全体の配色バランスが重要です。
レンガ調サイディングだけでなく、屋根・サッシ・玄関ドアなども含めて考えた際に、使用する色は3〜4色程度にまとめるのが理想的とされています。
色数が多くなりすぎると統一感が失われ、まとまりのない印象になるため注意しましょう。
景観に溶け込む色選びのコツ
「外壁をレンガ調に新しくしたいけれど、周りの家から浮いてしまわないかな……」と、周囲の景観やご近所からの見え方に不安を感じる方もいらっしゃいます。
特にリフォームで外壁のデザインを大きく変える際は、周囲との調和が気になりますよね。
色選びのコツは、地域の景観や周囲の自然環境に溶け込む「アースカラー」をベースにすることです。
赤レンガ色であっても、少し彩度(鮮やかさ)を抑えた深みのあるテラコッタやブラウンを選ぶことで、落ち着いた高級感を演出しやすくなります。
また、明るい印象にしたい場合は、ベージュやアイボリー系のレンガ調を選ぶと、周囲の緑や街並みとも自然に調和し、温かみのある優しい印象を与えることができます。
地域によっては景観条例や建築ルールによって、外壁の色やデザインに制限が設けられている場合もあります。
計画段階で自治体のルールを確認しておくことで、施工後のトラブルを防ぐことができます。
全面施工かアクセント施工かを決める
レンガ調サイディングは、建物全体に採用する方法と一部だけに取り入れる方法があります。
全面をレンガ調にすると重厚感のある洋風住宅に仕上がります。
一方で、玄関まわりや1階部分だけに取り入れるアクセント施工では、上品でメリハリのある外観を演出できます。
近年では、他の外壁材と組み合わせたツートンデザインも人気です。
レンガ調外壁の劣化の仕組みを把握しておく
どのような外壁材であっても、年月が経つにつれて紫外線や雨風による影響は避けられません。
それはレンガ調サイディングやレンガ調タイルでも同様です。
レンガ調の外壁は、その立体的な凹凸があるデザインゆえに平らな外壁に比べて少し特殊な劣化の仕方をすることがあります。
レンガ調外壁の一部には汚れが溜まりやすい
例えば、レンガ調の凹凸部分(特に上向きの面)には雨水や砂埃が溜まりやすくなります。
これが長期間放置されると、日当たりの悪い北面などでは「苔(コケ)や藻、カビ」が発生する原因になります。
これらは見た目の美しさを損ねるだけでなく、外壁材自体の防水性を低下させる引き金にもなってしまうのです。
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塗膜の劣化が印象の低下を引き起こします
サイディング表面の塗膜が劣化してくると、紫外線によって染料が分解され、触ると手に粉がつくチョーキング現象が起こります。
レンガ調はもともと複数の色が混ざり合って独特の深みを出していることが多いため、チョーキングが始まると全体的に白っぽく色褪せてしまい、せっかくの重厚感が薄れてしまいます。
こうした劣化のサインを見逃さないことが、理想のレンガ調サイディングを維持するためには必要となってくるのです。
では、劣化サインに気がついたらどのようなメンテナンスを行うべきなのか、外壁塗装のプロである街の外壁塗装やさんが次章で詳しくご紹介していきます。
レンガ調サイディングのメンテナンス方法と費用相場
本物のレンガを使用した外壁は比較的耐久性が高く、塗装による保護を必要としないケースもあります。
しかし、現在の住宅で主流となっているレンガ調サイディングやレンガ調タイルは、それぞれの素材に応じた定期的な点検や補修が必要です。
外観の美しさだけでなく、防水性や耐久性を維持するためにも、適切な時期にメンテナンスを行いましょう。
サイディング外壁は定期的な塗装が必要
レンガ調サイディングは、多くの住宅で採用されている人気の外壁材です。
しかし、窯業系サイディングは素材自体に十分な防水性能が備わっているわけではないため、表面の塗膜によって雨水の浸入や紫外線の影響を防いでいます。
そのため、一般的には10~15年程度を目安に塗装メンテナンスを行うことが推奨されています。
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クリヤー塗装(クリア塗装)か、塗りつぶしか:デザインを活かすための判断基準
レンガ調外壁の塗り替えを検討する際、最も重要と言っても過言ではないのが「今のレンガのデザイン(柄)を残すかどうか」という選択です。
これには大きく分けてクリヤー塗装(透明な塗料による保護)と塗りつぶし(色付きの塗料による一色または複数色での塗装)の2つの方法があります。
レンガの風合いを活かすクリヤー塗装(クリア塗装)
既存のレンガ模様をそのまま残したい場合には、透明な塗料を使用するクリヤー塗装が適しています。
レンガ調ならではの立体感や色合いを維持できる点が大きな魅力ですが、透明塗料のため色あせや汚れを隠すことはできません。
そのため、劣化が進行する前の比較的早い段階で施工することが最重要です。
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デザイン性を一新する多色塗装
外壁の色あせや劣化が進んでいる場合には、多色塗装やグラデーション工法が選ばれることがあります。
これらの方法ではレンガ部分と目地部分を塗り分けることで、レンガ特有の陰影や質感を再現しやすくなります。
単色塗装では表現できない立体感を残せるため、意匠性を重視する方にも人気の工法です。
高級感を演出する多彩模様塗料
近年では、多彩模様塗料を活用した塗装も注目されています。
複数の色や特殊チップを含んだ塗料を使用することで、天然石や趣向を変えた高級感のある仕上がりを実現できます。
レンガ調サイディングの高級感を維持したい場合に適した塗装方法です。
シーリング(目地)の補修
レンガ調サイディングの美しさと防水性を支える上で絶対に無視できないのがシーリング(目地)の存在です。
サイディングボードとボードの隙間、あるいは窓サッシのまわりなどには、ゴム状のシーリング材が充填されています。
このシーリングの主な役割は、地震などで建物が揺れた際にクッションとなってサイディング同士がぶつかって割れるのを防ぐこと、そして隙間から雨水が建物内部に浸入するのを防ぐことです。
しかし、シーリングは外壁材本体よりも紫外線の影響を受けやすく、約7年〜10年でひび割れや破断、痩せといった劣化が始まります。
レンガ調サイディングの表面がどれだけ綺麗であっても、このシーリングが裂けて隙間ができてしまっては、そこから雨水が容赦なく浸入し、構造体を腐らせたり雨漏りを引き起こしたりします。
そのため、レンガ調サイディングの塗り替えの際には、古いシーリングをすべて綺麗に撤去し、新しい高耐久なシーリング材を充填し直す打ち替え作業をセットで行うことが重要となります。
タイル外壁も定期点検が重要
レンガ調タイルは耐久性が高く、メンテナンスフリーと思われることもあります。
実際には、タイルそのものよりも周辺部分の劣化に注意しなければなりません。
特にタイル同士の隙間を埋めるシーリング材や、内部の下地材は経年によって劣化します。
劣化が進むとひび割れや浮き、さらにはタイルの剥落につながる可能性もあります。
そのため、定期的な点検を行い、必要に応じてシーリングの補修や下地補強を実施することが大切です。
また、コケやカビ、排気ガスによる汚れが付着した場合は、洗浄によって美観を維持することも重要になります。
レンガ調サイディングのメンテナンス費用相場
外壁塗装にかかるメンテナンス費用
一般的な30坪前後の住宅では、塗料の種類や施工方法によって差がありますが、外壁塗装の費用相場は約60万~90万円程度です。
| 坪数(延べ坪数) | 塗装面積 | 外壁塗装 相場(税込) |
| 20坪 | 約80㎡ | 約40~60万円 |
| 30坪 | 約120㎡ | 約60~90万円 |
| 40坪 | 約160㎡ | 約80~110万円 |
| 50坪 | 約200㎡ | 約100~150万円 |
| 60坪 | 約240㎡ | 約130~190万円 |
※あくまで目安の相場であり、実際の塗装面積や使用する塗料、業者の施工価格などによって金額は変動します。
※足場代が別途費用として必要になります。
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シーリング打ち替えの費用相場
| シーリング打ち替えの施工単価相場 | |
| 外壁塗装とセットで行う場合 (撤去・廃材処分費を含む) |
税込1,000円〜1,300円/m |
先ほどご紹介したシーリングのメンテナンスは、外壁塗装とセットで行うことが一般的です。
その場合の施工単価としては、税込1,000円〜1,300円/m(撤去・廃材処分費を含む)が相場となります。
レンガ調サイディングへの外壁塗装の見積書を受け取った場合には、シーリング補修についての項目があるかどうかもしっかりチェックしましょう。
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まとめ:理想のレンガ調サイディングを維持するためのサポートならお任せください!
ここまで、レンガ調外壁の種類や色選びのコツ、費用相場から長く美しさを保つためのメンテナンス方法まで詳しく解説してまいりました。
レンガ調の外壁は独特な立体感と温かみによって、お住まいに特別な雰囲気を与えてくれます。
そして、デザインと防水性能を長く維持するためには劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングでお手入れをしてあげることが最も大切です。
「我が家の外壁はクリア塗装ができる状態?」
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