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外壁塗装工事の見積書はここを見るべき!チェックポイントと注意点
更新日 : 2023年11月28日
更新日 : 2023年11月28日
外壁塗装工事を行うときは、専門業者から見積りを取り、その業者が優良かどうかを見きわめていくことが重要です。
しかし、見積書を取得したものの、
「どのように見たらいいのかわからない」
「何かごまかされていないか」
と不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
外壁塗装工事の見積書の重要なチェックポイントと注意点について、詳しく解説いたします。後悔しない外壁塗装、ご納得いただける外壁塗装のためにご確認ください。
外壁塗装工事で業者選びを行う際、見積書の金額だけに注目しがちです。「金額が安い」ということはとても魅力的ですよね。しかし、見積書をお出しする側としては、もっと中身も見ていただきたいと思っています。
見積書は、適切な施工を行える優良業者であるのかどうかを見きわめるヒントでもあります。
それに、大切な「契約」ですから、見積書の内容をご自身でしっかりと理解し、そのうえで決定することがきわめて重要なのです。
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外壁塗装工事の見積書は、受け取った後に項目ごとの詳細について業者に説明をしてもらうと、双方の認識を共有しやすくなります。街の外壁塗装やさんでも、ご不明な点はもちろん何でもご質問いただければと思います。
見積書の形式は業者によって変わりますから分かりにくいかもしれません。そこでこれからご紹介するポイントについてチェックしてみると、大きな安心につながります。
外壁塗装の見積書には、チェックしておきたいいくつかのポイントがありますが、なかでも重要なのは以下の6つです。
① 塗装の面積や数量が書かれているか
② 塗料の種類や名前が書かれているか
③ 屋根や外壁は3回塗りか
④ 工程に合わせ項目が記載されているか
⑤ 足場仮設の記載があるか
⑥ 付帯部などが省かれていないか
これら見積書で見るべき6つのポイントについて、それぞれの内容を解説していきましょう。
1つ目のポイントは、塗装する面積やその他数量が見積書に正しく書かれているのかチェックすることです。
外壁塗装や屋根塗装は、使用する塗料の使用量や、足場、高圧洗浄など、いずれも塗装面積が根拠となって金額が算出されます。面積が出しづらい部位や工程でも、数量などが書いてあるのがベストです。
面積や数量は、根拠が明確です。見積書にそれらが書かれていないということは、おおざっぱにつくられたものと考えられます。そのため、面積や数量が書かれていない見積りは、実際の工事もおおざっぱに行われる可能性があるものとして、注意しておく必要があるでしょう。
また、面積や数量が書かれている場合でも、実際の数値とかけ離れていないかという点についても確認することが重要です。
2つ目のポイントは、使用する塗料の種類や名前が見積書にしっかり書かれているのかチェックすることです。
住宅塗装に使われる塗料には、「シリコン塗料」や「フッ素塗料」など、いくつかのグレードがあり、どれを選ぶのかによって、性能はもちろん、見積り金額も大きく異なります。
また、同じグレードであっても、配合している成分の違いによって、性能が変わります。
そのため、塗料のグレードや、塗料の名称まで明確に書かれていると、お客様ご自身でも塗料の性質を確認することができ、安心です。
3つ目のポイントは、屋根や外壁の塗装工事は3回塗り工程で行われるようになっているのかチェックすることです。
屋根や外壁の塗装工事は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り工程が基本であり、これが守られないと、塗料が持つ性能は発揮できません。また、塗料メーカーが設定している期待耐用年数も、3回塗りが適切に行われることが前提となっています。(塗料や仕様により2回塗りや4回塗りなどの場合もあります。)
しかし、先行する下塗りや中塗りなどの工程は、完成後には隠れてしまうので、これを省いて利益にしようとする業者もなかには存在します。そのため、屋根や外壁の塗装工事の見積りは3回塗り工程による金額であることが明確に示されることが重要なのです。
見積書には、「下塗り」と「中塗り・上塗り」「仕上げ塗り2回」など、下塗りと併せて3回塗ることが分かる表記があるはずです。
4つ目のポイントは、工程ごとに合わせ項目が記載されているのかチェックすることです。
一般的に、見積書は、足場仮設や洗浄・養生、外壁塗装工事、屋根塗装工事など、工程ごとに大きな括りで分けられています。そして、この括りの中でもその内容がわかるよう、具体的な項目が記載されていることがベストです。
上から順番に見ていると、どのような順番で何をするのかが見えてくる、そういった見積書が理想的でしょう。例えば、メッシュシートや高圧洗浄、下地補修、コーキングなどは、見落としがちな項目です。
また、項目の記載がある場合にも、内容によっては備考欄でさらに詳しい説明があると、丁寧な仕事ができる業者であると判断できるでしょう。
5つ目のポイントは、足場仮設についても記載があるかチェックすることです。
外壁塗装・屋根塗装工事など、高所で作業を行う場合は、必ず足場の設置が必要となります。
しかし、業者によっては、見積書に足場仮設に関する記載がないケースがあります。
これは、「足場無料で工事を行います」と謳うことで低価格をアピールし、契約につなげようとする手法であることが一般的によく見られるケースです。
しかし、足場仮設は10万~20万円程度かかるのが普通です。実際は本体工事などに上乗せして調整されているかもしれません。そのため、本体工事やその他項目ごとの金額が相場に適合しているのかなど、個別に評価することは難しく、余計に混乱してしまう恐れがあります。
足場仮設は必ず必要なものと考え、足場代を含んだ金額で検討することが重要になるでしょう。
6つ目のポイントは、付帯部などの塗装工事が省かれていないかチェックすることです。
付帯部とはメインとなる外壁や屋根以外の部分を指し、軒天や雨樋、破風などが挙げられます。
これら付帯部も、外壁や屋根と同様に、紫外線や雨などの影響を大きく受け続けていることから、劣化しやすい部分になります。
ところが、付帯部塗装は、部位によっては非常に細かく手間がかかるので、省略しようとする業者も存在することには注意が必要です。
すべてきれいに塗装してくれるかと思っていたのに、一部が古ぼけたままだった、なんていうことのないように、どこまで塗ってくれるのかは双方で明確にしておきましょう。
例えば雨樋のメンテナンスが行われないと、早期に変形や割れなどのトラブルを発生させることも少なくありません。しかし、この修理のために足場を仮設する必要があると、かなり高額な修理代となってしまいます。
しかし、外壁塗装工事のような足場を設置するタイミングで付帯部などもまとめてメンテナンスを行っておけば、単独で修理を行わなければならないケースは大幅に減らせます。
つまり、長期的にはコストダウンにつながるということです。
また、見積書で付帯部塗装工事を省略すると、業者にとっては金額を安く見せる演出ができるので、お得感を与えることも可能となります。そのため、見積書に付帯部などの塗装工事が記載されていることを確認して、その金額についての評価をすることが重要なのです。
だいたいの見積書にあるのが「諸経費」。内容がはっきりしないと不安ですね。
塗装工事での諸経費とは、一般的に、現場の工事遂行に必要な「現場管理費(交通費や通信費・現場の人件費・保険料など)」と、会社の運営に必要な「一般管理費(施設管理費・水道光熱費・事務用品費・広告宣伝費など)」に分けられます。産廃費用が含まれることもあります。
見積書では、工事費用総額の5~10%程度を一律でいただく業者もあれば、相応の金額を出している業者もあります。
外壁塗装工事は、高額になりやすいだけに、契約の前にわからないことや不安なことが残らないよう、決して遠慮せず、入念に確認しておきましょう。
最後にもう一度確認しておきたいこととは、例えば以下のようなことです。
☑ 塗装してほしいところに漏れはないか
☑ 伝えた希望は反映されているか
☑ 詳細の分からない項目はないか
☑ 保証はどうなっているか
打合せを行った場合は、口頭だけで済ませるのではなく、できるだけ記録書のような形で書面に残しておくと、後から「言った言わない」のトラブルを回避できます。
そもそも、質問をしてもはぐらかされる、約束を守ってくれない、そんなことが何度も起こる業者は論外ですね。
また、見積書も大切ですが、工事保証について書面で出してもらえるか、内容は納得できるものか、についても非常に重要ですから忘れずに確認してください。
そして、最後の確認をしても、不明な点が解決されなかったり、あるいは不安が解消されなかったりしたときには、契約をしないことが重要です。相手に対し、いろいろ手間をかけさせ申し訳ないという気持ちになるかもしれませんが、そこは高額な契約でもあるので、後悔のないよう納得したうえで行いましょう。
街の外壁塗装やさんとしても、お客様に不安や疑問が残ったまま塗装工事をしてほしくはありません。住宅塗装は一生に何度もあるわけではありませんから、十分に検討し、お気づきの点があればお問合せください。
私たちとお客様、双方で納得できる形で工事を進めることで、より良い塗装工事にしましょう!
外壁塗装、屋根塗装をご検討中なら、街の外壁塗装やさんが無料のお見積もりに伺います。しっかりお住まいを点検し、ご希望を確認のうえ、最適な工事をご提案いたしますので、まずはお問合せください。
外壁塗装工事の見積書はここを見るべきまとめ
-
外壁塗装の見積書は金額だけでなく内容の見方も知っておきましょう
-
見積書に塗装面積や数量が明確にされていますか
-
見積書に塗料のグレードや名称が明記されていますか
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3回塗りであることが明記されていますか
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見積書に工程ごとの項目が記載されていますか
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足場仮設についての記載はありますか
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付帯部塗装についての記載はありますか
-
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