東京都中央区月島で藻が繁殖する前兆のある外壁を調査
水辺に近いお家、それだけで素敵ですよね。誰しも一度は憧れたことはあると思います。今回は東京都中央区月島で隅田川まですぐ近くというお家を点検しました。水辺に近いのは憧れますが、近いだけのそれなりの苦労もあるようです。ちょうど築10年というお家で、今後のメンテナンスを考えたいということで無料点検にお申し込みになられました。

外壁は窯業系サイディングで、ツートンカラーのお家です。暖かみのある色が特徴です。ペールピンクとも取れる上品なピンク色です。日当たりも良さそうですし、水辺にも近いし、かなり環境的には良さそうです。
チョーキングよりも藻が手に付く


築10年目ということで、そろそろ外壁にチョーキング現象が起こってもおかしくない頃です。1階部分の薄いピンクの外壁を触った結果、手袋についてきたものは白っぽいものと緑色のものです。2階部分は素手で触ってみましたが、付着したのは同じく緑色のものです。これ、おそらく藻です。川から飛んできて、付着しているようで、よく見れば、表面の細かい凹凸の部分には緑色のものが細かく入り込んでいます。
釘の頭が目立つのが気になる


シーリングの上に塗料が塗られているため、その塗膜が割れてひびが入っているように見えます。ちょっとくたびれて来ているようにも見えますね。それよりも問題なのは窯業系サイディングボードを固定している釘の頭が目立つようになってきているところです。塗膜が粉化してしまうチョーキング現象が激しいわけではありませんが、それなりに塗膜は薄くなってきているのでしょう。はっきりとチョーキング現象が発生するようになれば、おそらく藻もかなりの勢いで繁殖してしまうでしょう。藻の活動が活発になる春先までに塗り替えてしまうのも1つの手ですね。
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