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施工事例
小平市鈴木町でスレート屋根をキクスイのＳＰパワールーフＦで塗装工事

　小平市鈴木町で屋根塗装工事をおこないました。以前に屋根の補修工事をご依頼いただいたお客様で、今回は塗装工事でお問合せをいただいております。
　元々は外壁の塗装工事を検討されていてご連絡をいただきましたが、外壁をおこなうのであれば屋根も一緒に塗装工事をおこないたいという事で実施する事になりました。
　屋根はスレート葺きで一度葺き替え工事をおこなったという事で傷みはほとんど出ていません。傷みは出ていませんが経年によって表面の撥水性が落ちてきていますので、高圧洗浄で汚れを落としてから表面を保護するために塗装工事をおこないます。
　使用したのは、菊水化学工業のSPパワールーフFという塗料です。フッ素塗料で耐久性が高い塗料ですので、汚れの付着や劣化の進行を長期間抑える事が出来ます。
　建物全体の色のイメージからブラン系にしたいというご希望でしたので、Y-106コーヒーブラウンで仕上げました。濃いめのブラウンになり建物がぐっとしまった印象になりました。
　私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容

屋根塗装

使用材料

キクスイSPパワールーフF（Y-106コーヒーブラウン）

築年数

20年

施工期間

７日間（足場含む）

保証年数

10年間

建坪

70㎡

工事費用

詳しくはお問合せください

高圧洗浄で汚れを落とします

　足場を架けて作業開始しますが、一番最初は高圧洗浄です。高圧で噴出した水の圧力でコケなどの汚れや古くなって劣化した塗膜を綺麗に洗い流していきます。この高圧洗浄がしっかりとおこなわれていないと塗装をおこなっても直ぐに剥がれてしまうなどの不具合が出やすくなります。

鉄部のサビ止め塗装

　スレート屋根にも金属部分があります。棟板金や雪止め等も一緒に塗装工事をおこなうのですが、ケレン掛けした後にサビ止めを塗布します。サビ止めを塗布した後に屋根の塗料で仕上げ塗装をおこないますので、サビ止めが下塗りの役割を持っています。

　サビ止め塗装が完了しました。高圧洗浄と併せて下地処理が完了しましたのでスレートの塗装工事に取り掛かります。

下塗りのシーラーを塗布します

　スレート屋根の下塗りにはシーラーを使用します。キクスイSPベストシーラーです。今回仕上げに使用するのが菊水化学工業の屋根用塗料ですので、下塗りにも専用の材料を使用します。

　キクスイSPベストシーラーは透明な下塗り材ですので、乾燥した後は下塗りの状態が分かりにくいかもしれません。下塗り材は、塗装する面の下地を調整し仕上げの塗料の付着性を高めるために重要な工程です。仕上がると隠れてしまい分かりませんが、この工程が仕上げの塗料の耐久性を左右しますので、丁寧に作業していきます。

縁切り作業、タスペーサー設置

　スレート屋根の塗装工事で必ず必要になるのが縁切りです。スレート屋根は下のスレートに上のスレートを重ねて葺いているのですが、重なった部分は必ず隙間が必要になります。この隙間が有る事で湿気や雨水の逃げ道となるのですが、塗装工事をおこなう事でこの隙間を塗料で埋めてしまう事があり、その為雨漏りに繋がるケースが非常に多くあります。
　そのようにならない為にも塗装する際にはわざと隙間を開ける事が必要で、その作業の事を『縁切り』といいます。以前は塗装した後に隙間に切れ目を入れる作業をおこなっていました、今はタスペーサーという縁切り用の部材をスレートの隙間に差し込んでから塗装をおこなっていきます。

　タスペーサーの設置が完了しました。スレートの重なり部分に差し込みましたので、この状態で塗装をおこなえば隙間を塞がずに済むようになりました。

フッ素樹脂塗料で仕上げ塗装

　今回使用するのは、菊水化学工業のSPパワールーフFです。『F』の表示はフッ素樹脂を意味しており、現在主流のシリコン樹脂塗料よりも耐久性が高い塗料です。耐久性が高い塗料を使う事で次回のメンテナンスまでの年数を伸ばすことが出来ますが、年数が経過している屋根材の場合はスレートの下に葺いてある防水紙の寿命を超えているケースもありますので、その際は塗装工事をおこなっても雨漏りのリスクを減らす事が出来ませんので、屋根全体を直す工事でのご提案になっていきます。
　屋根自体は以前に葺き替え工事をおこなっているため全く問題がりませんので、耐久性の高いフッ素塗料での塗装をご提案しました。

　仕上げの塗装は２回塗っていきます。下塗りのシーラーを１回目としますので、塗装工事は全体で３回塗りで仕上げていきます。仕上げの１回目を中塗りいい、中塗りだけでも色を付ける事が出来ますが、２回塗装する事で塗料のもつ性能を最大限発揮する様に作られていますので、中塗りの後乾燥させてから仕上げの２回目になる上塗りで仕上げます。

仕上げの２回目上塗りで屋根塗装工事完成

　仕上げ塗装の２回目になる上塗りをおこなっていきます。
　中塗りをおこなった時点で今回使用したY-106コーヒーブラウンの色は屋根についていますが、耐久性はまだ確保できていません。上塗りをおこなうと塗料の耐久性も上がり色もしっかりと出る様になります。

　屋根塗装工事が完成しました。
　経年によって表面の塗膜が劣化している状態でしたが、フッ素樹脂塗料で仕上げた事で美しい艶に変わりました。太陽の光を屋根が反射しているのがお分かりいただけると思います。屋根塗装工事は税込み415,800円から承っております。使用する塗料や屋根の面積などにより変わりますので、まずはお気軽にご相談ください。
　私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。