
江戸川区松江で屋根、外壁の塗装工事を施工、日本ペイントのパーフェクトシリーズで施工致しました

江戸川区松江で建てられて約20年のお住まいの屋根塗装、及び外壁塗装工事を施工させて頂きました。工事のきっかけは雨漏りの発生です。雨漏り箇所が丁度屋上部分の直下と言う事も有り、当初は防水層の原因とも思われましたが、防水に関しては亀裂等は無くドレン詰まり等も無かったので、外壁部分に原因が有ると判断し散水による検査を実施致しました。その散水検査においては外壁のシーリング割れが有り、その部位に水を充てましたが階下に雨漏り症状が出る事は無く、笠木の繋ぎ目部分に水を充てた際に雨漏り症状が発生する事が判明しご報告を行いました。ついては笠木の繋ぎ目部分にシーリング処置を行う事で雨漏りの対策は取れる事になり、工事提案としてはその部分補修をご提案致しましたが、お客様より年数も経過していることも有り、そろそろ全体的な施工も視野に入れていた時期でもあるので、この際全体の塗装工事を実施し、それと共に雨漏り対策を行う事で、次なる雨漏りの発生要素を除去して万全を期したいとの意向を承りました。やはり全体的な施工を行う事で次なる雨漏りの発生を引き起こす可能性は軽減されると言えます。そう言った観点に立たれ全体の屋根外壁塗装工事を施工する事となりました。今回はその工事の流れについてご紹介させて頂きます。
ビフォーアフター






工事基本情報
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え
使用材料
屋根:ファインパーフェクトベスト 日本ペイント 外壁:パーフェクトトップ 日本ペイント
築年数
20年
施工期間
3週間
保証年数
8年
現地調査、雨漏りの状況


外壁の様子


こちらの上階の出窓上が雨漏りの発生箇所となります。その出窓の上の上層階が屋上スペースとなっているので、その辺りに原因が有ると推定されました。しかし防水層にはひび割れ等の形跡は無く防水工事自体も3年程前に施工しているとのお話でしたので、となると原因としてはこう言った外壁のシーリングの割れ等に有ると推定されました。
散水の結果笠木に原因


そこで散水検査を実施し原因特定を行いましたが、外壁のシーリング割れに水を充てても症状を来たす事は有りませんでした。結果的に笠木の部分に水を充てた際に症状を来たす事が判明し、尚且つ部分特定で絞り込んでいくと笠木のジョイント部の継ぎ目に充てた際に症状が出る事が判りました。
笠木ジョイント部の隙間からの水の侵入でした
雨漏り対策と共に全体の塗装工事を施工致します

と言う流れで今現在の雨漏り対策と併せて今後の雨漏り対策と言う観点で、屋根外壁塗装工事の施工依頼を賜りました。外壁は約20年を経過いしているのでこのようなヘアクラックが各所で見受けられます。ですので現在彩色サイディングですが透明クリヤー塗装は難しいので、色付けによる塗装工事のご提案となりました。塗料は屋根が日本ペイントのファインパーフェクトベスト、外壁が同じく日本ペイントのパーフェクトトップ、色は屋根がナスコンと呼ばれる青系の色となり、外壁はベージュ家の色を選択され施工させて頂く事なりました。
足場の仮設工事からスタート


工事は足場仮設からスタートとなります。東京都内は道路も含め狭小スペースが多いのでご近隣様にも事前にご挨拶をさせて頂き、そのご協力も得て無事足場仮設も実施出来ました。メッシュシートをしっかり貼って工事準備が完了となります。
高圧洗浄作業


足場仮設後、最初に行う作業はこの高圧洗浄作業となります。屋根、外壁とも念入りに洗い塗装がしっかりとした仕上がりとなる様、これも重要な準備作業の一つと言えます。
付帯部もしっかり洗浄致します

屋根、外壁は勿論ですが、こう言った付帯部と呼ばれる出窓上の庇部分等も洗浄させて頂きます。更に塗装を行わない窓や玄関ドア等も洗浄させて頂きました。要はお住まいに関わるほぼ全体を高圧洗浄でしっかりと汚れ落としを図って参ります。
シーリング工事の様子


続いて作業はシーリング工事となります。シーリング施工には2種類の方法が有り、打ち換え施工と増し打ち施工で、打ち換え施工についてはサイディングとサイディングの継ぎ目部分を既存撤去、新しいシーリング材を充填し打ち換えると言った形となります。
シーリングの打ち換え施工となります

これがシーリングの打ち換え施工の完成形となります。簡単そうに見えるかもしれないですが、この様にはみださない様綺麗に仕上げる事は技が必要で職人の器用さが問われる工程となります。
増し打ちの工程


こちらが増し打ち工程となります。窓廻りや玄関周りのシーリング部分でこう言った場所は既存のシーリングに増して打っていく施工となります。プライマーを入れその上にシーリング材を充填していく事は打ち換え施工と変わりは有りません。
増し打ち施工の完了

増し打ち施工の方も完了致しました。仕上がりも問題ないようです。
笠木繋ぎ目にもシーリングで雨漏り対策

こちらが雨漏り対策のシーリング補修となります。繋ぎ目の隙間部分にシーリングを入れ隙間を塞いでの雨漏り対策となります。先ずはこの対策を取って様子を見ていく事なりました。勿論これ以外の笠木のジョイント部や手摺りの部分も全てシーリング処置を行い出来得る対策は全て講じて施工させて頂いております。
今回使用する塗料はニッペのパーフェクトシリーズです

シーリング工程を終えてようやく塗装作業へ移ります。先程申し上げた通り、今回使用する塗料はファインパーフェクトベストとパーフェクトトップとなります。こちらが使用する塗料缶になります。お住まい1件の塗装においてはこの量の塗料をほぼ全て使い切る事となります。
屋根塗装、下塗り着手


屋の塗装から着手です。ファインパーフェクトベストの下塗り材はファイン浸透シーラーで透明の塗料となります。下塗りを行うとこのように濡れた様な感じに仕上がります。
タスペーサーの差し込み

その下塗り後タスペーサーを挿入していきます。屋根材と屋根材の隙間は水の抜け道として空けておく必要があり、塗料による密着を防ぐ為の器具となります。このひと手間も雨漏り防止対策には非常に重要な工程です。
屋根の中塗りと上塗り


屋根の中塗りでいよいよ主剤のファインパーフェクトベストの登場です。ナスコンがこの色で非常に鮮やかなブルー系の色です。中塗りから上塗りを掛けてどのように仕上がるか楽しみは尽きないです。
屋根の艶もバッチリです

屋根塗装が完了致しました。青い屋根に生まれ変わりました。私は非常に好きな色です。上塗りを掛けると艶も増して非常に綺麗な仕上がりとなります。
外壁の下塗り工程


作業は外壁塗装へと進行していきます。屋根同様に先ずは下塗りから。下塗り材はパーフェクトサーフとなりサイディングにおけるパーフェクトトップによる塗装の場合使用する指定材料となります。際や狭い場所の刷毛取りから行いその後ローラーで壁面を塗布して行きます。
上から下までサーフで白く染まります

パーフェクトサーフは白色でこのように塗装していくと上から下まで真っ白になって参ります。
パーフェクトトップで外壁の中塗り


下塗りを終えてこちらもいよいよ主剤となるパーフェクトトップの登場となります。選ばれた色はND-371でベージュ系の色味になります。外壁に取り付いているエアコンカバーも外壁と同様にこの色で塗装して一体化を図って仕上げて参ります。
上塗りで外壁を仕上げます


上塗りになります。陽の当たる当たらないの場所等で、見る所によって異なる色に見えてしまいます。但し全体に塗布して行くと白の印象も強くなる色で、今回の青色の屋根とマッチングするかこれも非常に楽しみになります。
外壁の上塗りが完了です

外壁塗装の完了です。主剤の2度塗りで艶感もバッチリな外壁に仕上がりました。
付帯部の塗装


残すは付帯部と呼ばれる屋根や外壁以外の塗り物の塗装です。このように軒裏や雨樋、鉄部の塗装です。色は黒色で付帯部は仕上げて参ります。上から青の屋根に白い壁、そこにアクセントで黒が入ると言った感じになります。ますます仕上がりが楽しみです。
付帯部の塗装仕上げ状況


出窓屋根や破風板も黒に塗装し、これも主剤の2度塗りを入れているのでかなり黒光りした艶のある仕上がりになりました。破風板の継ぎ目のシーリングも入れてあり、防水対策の方も問題ないようです。
付帯部の塗装も完了し工事の完成へ

付帯部塗装も完成致しました。青、黒、白のこの色バランスです。手前味噌ですが私個人的には非常に好きなカッコイイ色合いに移ります。
塗装工事の完成

工事も無事ようやく完成となりました。非常に綺麗に仕上がった印象です。夕方の撮影でしたので、周りが暗くなり始めていたので外壁の白が強く映る印象です。
ナスコンが色鮮やかに仕上がりました

屋根はナスコン色です。艶も有るので青色が映えて非常に鮮やか印象の仕上がりとなりました。
仕上がりも問題なしです

翌日お昼に撮影するとベージュ系が強く印象に残ります。陽の当たる当たらないで見え方が異なるのも塗装の面白いところです。お客様にも色も含めて仕上がりを喜んで頂けました。私たち街の外壁塗装やさんでは新型コロナウィルス対策も採りながら日々の業務に努めさせて頂いております。お客様にご満足して頂ける施工をモットーにこれからも取り組んで参ります。
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