ビフォーアフター

劣化のサインを見逃さない｜塗膜の剥がれやチョーキング

まず、現場調査にて確認された劣化症状をご紹介します。

次に確認されたのがチョーキング現象。
外壁を手で触ると白い粉が付着する状態で、塗膜の劣化が進行している証拠です。
この段階での塗装が推奨されます。

また、付帯部の鉄製ブラケットには錆の発生が見られました。
錆は放置すると急速に広がり、構造的な劣化を招くため、早急な対処が必要です。

高圧洗浄で旧塗膜や汚れを徹底除去

塗装前の準備として、まずは高圧洗浄を実施。
これにより、旧塗膜の浮き・粉化部分や汚れ、カビ・藻などをしっかり洗い流し、塗料の密着性を高めます。

シーリング処理で防水性を回復

外壁塗装では、目地や窓周りのシーリングの劣化も重要な確認ポイントです。

既存の劣化した目地部分のシーリング材は全て丁寧に撤去。

その後、下地との密着性を高めるためにプライマーを塗布します。

新しいシーリング材を丁寧に充填。

最後に表面を均して美しく仕上げました。これにより、外壁の防水性と耐久性が回復します。

下塗り・中塗り・上塗りの3工程で長寿命塗膜を形成

使用した塗料は、日本ペイントのオーデフレッシュF100III。
高耐候性・低汚染性に優れた水性フッ素樹脂塗料で、外壁の美観を長期間維持します。

まずは下塗りを実施。
下地と中塗り塗料の密着性を高める役割があり、塗装の基盤を作ります。

続いて、中塗りでは中間層として色付きの塗料を重ね塗りし、仕上がりの厚みと均一性を確保します。

最後に上塗りを施し、塗膜に美しい艶と防汚・耐久性能を付加します。

これにより、紫外線や雨風から建物を長期間守る高性能な外壁塗装が完成します。

付帯部・鉄部の塗装も丁寧に

雨樋などの付帯部は、ケレン作業により旧塗膜やサビを除去し、塗装に適した状態に整えます。

その後、丁寧に塗装を重ねて耐久性と美観を向上させました。

鉄部には防錆処理として錆止めを塗布。

さらに上塗り塗装を施し、腐食を防ぎながら建物全体の仕上がりに統一感を持たせました。

外壁塗装工事完了｜明るく清潔感のある外観に

全ての工程を終えた建物の外観がこちら。
明るいカラーで仕上げたことで、住宅の印象が格段に向上し、防水・耐久性も大きく改善されました。

まとめ｜外壁の劣化には早めの対応がカギ

今回の文京区千石での外壁塗装工事では、

・塗膜剥離

・チョーキング

・鉄部の錆 といった典型的な劣化症状に対して、確実な下地処理と高品質塗料による3工程塗装を実施することで、建物の外観と機能を回復させました。

工事費用につきましては税込1,840,000円（足場含む）になります。

街の外壁塗装やさんでは、現地調査からご提案、施工、アフターサポートまでワンストップで対応しております。

外壁の劣化が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。