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施工事例
八王子市狭間町で、サイディング目地のシールを高耐久のオートンイクシードで打ち換え工事！

　
　八王子市狭間町で外壁のシール工事をおこないました！
　
　サイディング張りの外壁で、サイディング同士のジョイント部分の目地のシールが劣化してヒビ割れている状況でした。今回は外壁の塗装工事はおこなわないので工事後はシール部分が露出した状態になります。そのため今回の工事では高耐久のシール材オートンイクシードを使用することになりました。
　
　サイディングの目地は動きがある部分でワーキングジョイントといいます。目地の両側のサイディングにのみ接着する様に施工し、施工後のひび割れや裂けなどの不具合が出ない様にしていく必要があります。サイディングの目地部分にはボンドブレーカーというブルーのシールが張られていて、ボンドブレーカーによってコーキング材が接着しないようになっています。
　
　目地のコーキングは紫外線や風雨に曝されることで劣化が進んでしまいますので、塗膜で保護しない今回の様な工事の場合は耐久性が重要になります。そのまま仕上がりになりますので、色合わせをしてから丁寧な作業をおこなっていきます。
　
　コーキング工事が完了し、劣化した部分も新しくすることが出来ましたので、これで安心していただける様になりました。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容

シーリング打ち替え

使用材料

オートンイクシード

築年数

14年

施工期間

5日間

保証年数

3年間

建坪

250ｍ

工事費用

税込み300,000円

現地調査

　八王子市狭間町で外壁のシール工事をおこないました！

　外壁はサイディング張りで、サイディング同士のジョイント部分にはシールが打たれています。新築の時に外壁工事をおこなう場合、サイディングを張って最後にシールを打って仕上げますので、常に風雨や紫外線にさらされている状態のため、一番最初に劣化してくるのがこのシール部分です。
　
　外壁のシーリングは、主に二つの役割を担っています。 耐久性を保つ役割として、外壁の内側へ雨水が入り込まないようにすることで建物の耐久性を維持します。さらに、衝撃の緩和として、地震や強風時に外壁材に負荷がかかった際に緩和する役割もあります。これにより、外壁材へのダメージを軽減することができます。外壁のシーリングは、建物の美観や耐久性を守る重要な役割を果たしています。

　
　シーリングが劣化する理由は、主に経年劣化や気候条件による影響が挙げられます。シーリングは外部からの影響を受けやすい部分であり、日光や雨風、温度変化などによって劣化が進みます。特に、シーリング材に含まれる可塑剤が溶け出し肉やせしたり、ひび割れや剥がれが生じることがあります。
　
　これらの劣化症状が進行すると、シーリングの密封性が損なわれ、雨水や湿気が建物内部に浸入する可能性が高まります。そのため、定期的なメンテナンスや補修が重要です。

劣化したシールを撤去します

　
　目地のシール工事をおこなう際は、劣化したシール材の撤去作業から始めます。シールの左右に切れ目を入れていき剥がしていきます。

　
　撤去した古いシール材です。この様な工事をおこなうと、除去したシール材が効果不良をおこしている場合がありますが、今回はしっかりとしたシール工事が行われていた様です。
　
　シール材の劣化は硬くなり弾力性が無くなる事でヒビ割れや痩せに繋がり隙間があいてしまいます。除去してシール材も硬化していて表面も劣化しており、防水性能は相当低下していたことが分かります。
　

オートンイクシードでシール工事

　新しく使用するのは『オートンイクシード』です。
　　
　オートンイクシードは、耐用年数15年を超える長寿命シーリング材です。通常のシーリング材の伸び率が400％であるのに対し、オートンイクシードは1000％以上という圧倒的な伸縮性を持ち、破断を防ぎます。さらに、30％の圧縮と拡大を4000回、それを3回繰り返しても破断しないという耐久性も特徴です。
　
　以前は「オートンイクシード15+」という商品名でしたが、2016年9月に現在の「オートンイクシード」へと改名されました。オートン化学工業が販売するこの製品は、シーリング材の常識を覆す耐久性を持ち、露出した状態でも15年以上の耐用年数を誇ります。

　シール工事をおこなう際にはマスキングテープを左右に貼っていきます。
　
　マスキングテープはコーキング工事において非常に重要な役割を果たします。まず、マスキングテープは目地周辺をきれいに保護するために使用されます。コーキング材を正確に充填するために、目地の周囲をきちんと仕切ることができます。これにより、コーキング材が目地以外の部分に付着してしまうことを防ぎ、作業の精度を高めることができます。
　
　マスキングテープはコーキング工事において精密さと美しさを追求するために欠かせないアイテムです。適切に使用することで作業効率を向上させるだけでなく、仕上がりの品質も向上させることができます。マスキングテープはコーキング工事において欠かせない道具であり、プロの技術と経験を活かすために重要な役割を果たしています。

　マスキングテープを貼った後はシール材を充填するのですが、その前に必ず必要な『プライマー』を塗布します。
　
　コーキング工事におけるプライマーは非常に重要な役割を果たします。プライマーは、コーキング材がしっかりと密着し効果的に密封するための下地処理剤です。プライマーを使用することで、コーキング材の耐久性や密着性が向上し、施工後の劣化や浸透を防ぐことができます。
　
　コーキング工事のプライマーは、一般的に接着力が強く、水や湿気に対しても耐性がある特性を持っています。これにより、屋外や水周りなどの湿気の多い場所でも安定した効果を発揮します。プライマーの選定には、コーキング材やシーリング剤との相性や使用する素材に合わせた適切なものを選ぶことが重要です。また、施工方法や乾燥時間などもしっかりと確認しておく必要があります。
　
　コーキング工事においては、プライマーの適切な使用が施工の品質や耐久性に大きく影響します。プロの業者に依頼する際には、プライマーの選定や施工方法についてもしっかりと相談し、信頼性の高い施工を行うことが重要です。

　
　プライマー塗布後は気温に併せた乾燥時間（オープンタイム）を経過してからシール材を充填していきます。今回はカートリッジ式のオートンイクシードを使用しますので、専用の工具（コーキングガン）を使用して充填します。
　

　
　シールを充填して後は上から押さえる作業をおこないます。コーキング充填後に押さえる目的は充填したコーキングを整えることで、密着性や均一性を確保するためです。コーキングを充填する際には、素材や工具によって空気や隙間が入り込むことがあります。そのため、充填後に押さえることでコーキング材をしっかりと密着させ、均一に充填することが重要です。
　
　密着性が不十分だと、雨水や湿気が浸入してしまう可能性があります。また、均一に充填されていないと耐久性や気密性が低下し、劣化や浸水の原因となる可能性があります。そのため、充填後に押さえて整えることでコーキングの効果を最大限に引き出し、外部からの影響を最小限に抑えることができます。コーキング作業を丁寧に行うことで建物の耐久性や防水性を確保し、長期間安心してご利用いただけるようになります。DIYでコーキング作業を行う際も、この点に留意して作業を行うことが重要です。
　

　
　サイディング目地以外にもシールを打っていきます。
　
　フードカバーやサッシ回りなどにもシールが打ってありますので、その部分は増し打ちで対応します。開口部をシール材で塞いで雨水の浸入を防いでいきます。

シール工事完成

　
　外壁のシール工事が完了しました！
　
　目地のシールが高耐久のオートンイクシードになり、工事後も効果を長期間発揮しますので安心していただける様になりました。今回の工事は税込み300,000円で実施しております。施工する数量や使用する材料によってもかわりますので、外壁のメンテナンスをご検討中の方は街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)／