雨樋は屋根から地上に雨水を排水する、重要な役割を果たしています。そのため、雨樋の破損や詰まりは、お住いの周囲に被害を与える可能性があります。また、台風などの突風の被害にも遭いやすいため、これからの時期は特に定期的な点検が必要です。本記事では雨樋の重要性とメンテナンス方法について解説します！

雨樋の機能と、メンテナンスが必要なのはなぜ？

　雨樋は屋根から地上に雨水を流す役割を果たしています。正常に機能していれば問題ありませんが、破損した場合には地上に勢いよく雨水が落水し、庭や周囲の建物に被害を与える可能性があります。さらに、雨水が直接壁を伝うことで外壁からの雨漏りが発生してしまうことも考えられます。また、屋根は降雨や霜、積雪、雹、台風などの様々な天候条件にさらされ、紫外線にも晒されているため、自然の影響を常に受けやすい状態です。だからこそ、定期的な点検をメンテナンスが必要になってくるのです。

雨樋が壊れる原因って何？

雨樋が破損する原因は、台風や雹、積雪などの自然災害が挙げられます。突発的な自然災害は、普段は問題のない雨樋でも破壊する可能性があります。そのため、塗装メンテナンスを行っていても破損する可能性が高くなります。雨樋を壊れないようにするためには、支持金具の設置間隔を狭くしたり、積雪対策のカバーを取り付けたりするなど、地域や立地に合った工夫が必要です。

また、雨樋に負荷がかかり続けていることも破損の原因となります。例えば、公園や学校など木々が生い茂っている施設が近くにある場合、雨樋に落ち葉や土が溜まりやすくなります。すると雨水が土に吸われ重たくなり、排水がままならない結果オーバーフローなどのトラブルを引き起こします。雨樋の機能を果たせていない状態は破損する可能性も高くなるため、定期的な清掃や落ち葉除けネットの設置が必要です。

さらに、雨樋が破損する原因の一つは施工方法です。雨樋は雨水を軒樋から集水器を通過させ竪樋へと流していきます。そのためには軒樋に傾斜をつけながら取り付ける必要がありますが、歪んでいたり傾斜が不十分な場合は排水がスムーズに行われなくなってしまいます。

雨樋の補修と交換ってどうしたらいいの？

雨樋の補修と交換について、破損や変形している場合は、既存の雨樋を撤去し、新しい雨樋を設置する交換工事が必要です。部分補修か全体の交換かは、雨樋の状態や状況によって異なります。また、落ち葉などの詰まりも問題となる場合があります。落ち葉除けネットの設置(左の写真)もおすすめです。雨樋の補修と交換の料金は、税込33,000円～となっています。

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