
墨田区で助成金対象の屋根遮熱塗料ニッペサーモアイで小屋根塗装
墨田区でALC外壁に超高耐久無機系塗料ダイヤスーパーセランフレックスを使って塗装工事を行っているお客様の玄関入口にある小さな屋根はコロニアル葺きになっています。基本的には飾りに近い屋根ではありますが外壁に超高耐久を謳う塗料を使用しながら他の部分は耐久性が低いのではもったいないので、やはり高耐久の屋根用塗料、それも遮熱塗料のニッペサーモアイ4Fを使用して塗装いたしました。遮熱塗料はこ高日射反射率塗料とも言われます。それは屋根が暑くなるのは(建物もそうですが)主に太陽からの赤外線によって熱を生むからです。その赤外線や屋根・建物の塗料を傷める紫外線、その他太陽光線を「反射」させることで熱を発生させにくくしているからなのです。

まずは、高圧洗浄で白亜化した古い屋根塗装の塗膜を汚れとともに洗い流します。洗っていない屋根面と洗った後の屋根面では洗った後の方がもともとの屋根材の色が透けて見えているのがお分かりでしょうか。


高圧洗浄を行った後ですが、古い屋根塗装が取りきれず残ってしまっているところがあります。剥がれかかっている塗装膜は剥がしておかないと塗装後のトラブルのもとになりますので、カワスキというスクレーパーの様な道具を使って剥がしてしまいます。その後、下塗りのサーモアイシーラーを塗布いたします。ニッペの屋根用遮熱塗料サーモアイシリーズは専用の下塗り塗料を使用いたします。それはニッペ独自の技術「W遮熱」の効果を最大限に発揮させるためです。下塗りを行った後も、まだ一部古い屋根塗装膜が剥がれて浮いてくることが有ります。この浮いた部分も丁寧に剥がしてシッカリとした屋根塗装下地を作っています。


下塗りが乾いたのち、サーモアイ4Fを使って塗装を行います。まずは中塗りと言われる工程です。ニッペサーモアイ4Fは下塗りを含めて仕上げ塗料を2回重ねる、計3回塗りがメーカー指定の仕様です。回数を重ねることで
色の深みとツヤが増していくのがわかります。屋根遮熱塗料はこの深いツヤがポイントとなっています。
ちなみに遮熱塗料は色によって全日射反射率、近赤外日射反射率が異なります。お客様の建物が有る墨田区では全日射反射率が50%以上の色でないと助成金は申請できません。自治体によって許可条件が全日射なのか近赤外日射なのか違うことが有りますので注意が必要です。
お客様は好みの色の「クールグリーン」をお選びになったので助成金の申請は致しませんでした。「クールグリーン」の各反射率は全日射反射率が32.7%、近赤外日射反射率は68%となります。
同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例

杉並区成田西でヒビ割れが多い外壁には強弾性のエラストコートがお勧めです

稲城市矢野口で塗装が劣化したサイディング外壁を調査しました

江戸川区中葛西で鉄階段塗装のご相談、現地調査にお伺い致しました
