バルコニーは常日頃から雨風や紫外線にさらされるため、適切な防水工事を施すことが重要です。

　もし問題が生じると雨漏りに発展する可能性があるため、雨漏りが生じてしまう前にメンテナンスを行っておくのがベストです(^▽^)/

　「いざ調べてみると防水工事にはいくつか種類があるみたいで、どう選べばいいんだろう？」など、初めての防水メンテナンスでは様々な疑問が浮かび上がります。

　今回はバルコニーの防水工事で人気な「ウレタン」と「FRP」について解説していきます(*^^)v

バルコニーで人気な防水工事の種類

　防水工事の種類には「シート防水」「ウレタン防水」「FRP防水」「アスファルト防水」といった様々な工法が存在します。

　防水工事を必要とするのはベランダやバルコニーだけではなく、陸屋根なども該当します。

　施工面積が狭いバルコニーやベランダの場合には、ウレタン防水やFRP防水が選ばれやすいです。

ウレタン防水の特徴

　ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を塗布することで防水層を形成する防水工事です。

　日本で最も採用されている防水工事の種類ですΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

　塗膜防水なので、シームレスな防水層を形成できる点が特徴です。

　また、雨漏りを起こしてしまったバルコニーは、下地に含まれた水分が蒸発したりすることで新しい防水層を膨れさせてしまったり劣化を早めることがあるのですが、ウレタン塗装は「通気緩衝工法」と呼ばれる方法でその問題をクリアすることができます。

＞＞ウレタン防水や通気緩衝工法についての詳細はこちらから

FRP防水の特徴

　FRP防水は、ポリエステル樹脂の上にガラス繊維を含んだシートを敷き、再度樹脂を塗布して防水層を形成する工法です。

　その繊維強化プラスチックとも称されるガラス繊維シートにポリエステル樹脂塗料を染み込ませることで、高い耐久性と防水性を発揮してくれます。

　浴槽やプールにも使用される防水方法です(^▽^)/

　他の防水材よりも軽量な仕上がりになるため、下地やバルコニー全体への負担を軽減しやすいです。

＞＞FRP防水について詳細に解説している関連ページはこちら！

防水効果を維持するためには？

　どちらの防水工事を施したバルコニーでも、定期的なメンテナンスを行わなければ防水効果は低下してしまいます。
　
　そのため、特に重要となるのがトップコートのメンテナンスです。

トップコートのメンテナンスが重要

　ウレタンやFRPはどちらも高い防水性を誇るものの、紫外線の影響を受けやすいという弱点があります。

　両者の防水工事をしたバルコニーの防水層は表面を「トップコート」と呼ばれる保護塗料で塗装し、紫外線や摩耗の影響を低減しています。

　そのため、防水層の状態を長く維持するためには、このトップコートを定期的に塗り替えることが有効的なメンテナンス方法です。

　一般的には5～7年ごとにトップコートを塗り替えることで、防水効果を維持できます(*^^)v

　トップコートのメンテナンスは4㎡までの場合、税込76,780円～が費用相場となります。

まとめ

　バルコニーの防水工事にはウレタン防水とFRP防水の2種類が特に人気です。

▼ウレタンとFRPの施工単価目安
・FRP防水：約7,000円～10,000円/㎡
・ウレタン防水：約7,000円～10,500円/㎡

　また、防水効果を長く維持するためには、定期的なトップコートのメンテナンスが重要です。

　私たち街の外壁塗装やさんでは、ベランダ・バルコニーの防水メンテナンスにも幅広い経験がございます。

　「どちらの工法がオススメですか？」といったご質問にも、現地を調べた上で最適なご提案をさせていただきますので、まずは無料の調査・お見積もり作成をご活用ください(^▽^)/